自動詞と他動詞の違いが分からない
「この動詞は自動詞?他動詞?」と辞書を見るたびに混乱する、というのも非常によくある悩みです。見分け方のコツを知っておくと、辞書を読むスピードも上がります。
目的語が必要かどうかが違い
他動詞は「〜を」にあたる目的語を直接後ろに取る動詞です(例: eat lunch)。自動詞は目的語を直接取らず、前置詞を挟んで情報を続ける動詞です(例: arrive at the station)。この違いが基本的な見分け方になります。
同じ動詞が両方の意味を持つこともある
紛らわしいのは、同じ動詞が自動詞・他動詞の両方の使い方を持つケースです(run(自動詞:走る)/run a company(他動詞:会社を経営する))。文脈と後ろに続く形をセットで確認する必要があります。
「前置詞が必要かどうか」で見分ける
迷ったときは、その動詞の後ろに前置詞なしで名詞を直接置けるかどうかを確認してみましょう。直接置けるなら他動詞、前置詞が必要なら自動詞である可能性が高いです。
日本語の感覚に頼ると間違えやすい
日本語では「〜に着く」のように助詞「に」がつくため、英語でもarrive the stationのように前置詞を省略してしまう間違いがよく起こります。日本語の助詞の感覚とはズレがあることを意識しておく必要があります。
辞書のマーク(自/他)を確認する習慣をつける
多くの辞書では、動詞の意味ごとに「自」「他」や「vi」「vt」といった記号でラベル付けされています。新しい動詞を調べるときは、このマークも一緒にチェックする習慣をつけると、正しい使い方が身につきやすくなります。
具体例
例えば"discuss"は他動詞なので、"discuss about the problem"ではなく"discuss the problem"が正しい形です。日本語では「〜について話し合う」と「について」がつくため、aboutを入れたくなりますが、discussは目的語を直接取る動詞なので前置詞は不要です。
よくある誤解
日本語の助詞(「〜に」「〜について」など)をそのまま英語の前置詞に対応させようとして、他動詞に不要な前置詞をつけてしまう間違いが非常に多いです。日本語の感覚だけに頼らず、動詞ごとに英語での使い方を個別に確認する必要があります。
実践のポイント
- 目的語を直接取るかどうかで判断する
- 同じ動詞でも自動詞・他動詞の両方があり得ると知っておく
- 前置詞の有無を手がかりに判断する
- 日本語の助詞の感覚に頼りすぎない
- 辞書の自動詞・他動詞マークを確認する習慣をつける