修飾語がどこまでかかっているか判断できない
「この関係代名詞、どこまでの部分を説明しているの?」というのは、長文読解でつまずく典型的なポイントです。修飾語の範囲を見極めるコツを知っておくと、読解のスピードが大きく上がります。
修飾語は「直前の名詞」にかかるのが基本
関係代名詞節や前置詞句などの修飾語は、基本的にその直前にある名詞を説明しています。まずは一番近い名詞との関係を疑いましょう。これが最も基本的で、多くの場合に当てはまるルールです。
意味が通るところまでを見極める
修飾語がどこで終わるかは、文法的な区切りだけでなく「意味が通るかどうか」でも判断できます。修飾語の範囲を仮に区切ってみて、その前後を読んで意味が自然かどうかを確認する練習をしましょう。
コンマの有無もヒントになる
修飾語の前後にコンマがある場合、その修飾語は「補足情報」であることが多く、範囲が比較的分かりやすくなります。コンマがない場合は、直前の名詞に強く結びついていると考えましょう。
複数の修飾語が重なる場合もある
1つの名詞に対して、前置詞句と関係代名詞節など、複数の修飾語が重なって説明していることもあります。この場合、どの修飾語がどの部分にかかっているかを1つずつ丁寧に見ていく必要があります。
長い修飾語は一旦読み飛ばしてみる
修飾語の範囲が分かりにくいときは、一旦その部分を飛ばして文全体の骨格(主語・動詞・目的語)を先に把握し、後から修飾語の中身を確認するという順番で読むと理解しやすくなることがあります。
具体例
例えば"The book on the table that I bought yesterday is interesting."という文では、"on the table"はbookを修飾する前置詞句、"that I bought yesterday"もbookを修飾する関係代名詞節です。2つの修飾語が同じbookという名詞にかかっていると見抜く必要があります。
よくある誤解
修飾語は常に「直前の1語」だけを修飾すると思い込み、実際には少し離れた名詞を修飾している場合に誤読してしまう人がいます。特に前置詞句が連続する場合、どの名詞を修飾しているかは意味を考えながら柔軟に判断する必要があります。
実践のポイント
- 修飾語はまず直前の名詞にかかると考える
- 意味が通るところまでを目安に範囲を判断する
- コンマの有無を手がかりにする
- 複数の修飾語が重なる場合は1つずつ丁寧に見る
- 分かりにくい修飾語は一旦飛ばして骨格を先に把握する